fashionファッション

写真を作る5つの要素ファッションと写真

着るものがその人を作る。

「明日なに着て生きていく?」

某アパレルブランドのキャッチコピーですが、私はこの言葉が大好きでして。

何を着るかが人生を作る。

たくさんある選択肢の中でも、ここは大きかったりします。

ファッション雑誌や本は、写真の教科書のようなもの。

全て、細やかなコンセプトのもとに企画・制作されています。

何歳の、どういうライフスタイルを送っている人に向けて作っていくか。

そういう細かい設定も、ものすごく考えられています。

ファッション誌ガイドなどもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なんの為にまず雑誌を見てもらうかというと、

自分がこんな風に写真になるというなんとなくのイメージを拾ってもらうため。

どの写真を見て自分がトキメクのか、いいなあと思うのか、

そして、本当に自分がなりたい未来なのか、単なる憧れなのか。

自分にないからこそ憧れる世界というのもあります。

でも、やってみないと「違った」とも気づかないのです。

どういう雑誌がどういう意図を持って作られているか。

「自分は何を伝えたいか」

打ち合わせではそういうすり合わせをしっかりしていきます

写真は、その中の大きい面積の部分からイメージが決まります。

どんな背景で、どんなストーリーを撮りたいか。

どんな服だとどういう気持ちになってどう見えるのか。

「モデルさんが可愛い」ではなく、自分のコンセプトに合う写真探しを。

可愛くなりたい、キレイに撮りたいという思い。

その向こうにある「自分らしさ」と「なんの為に撮る写真」というのを忘れずに!

頭の中のイメージは、本当に勝手なもの。

本当に本当に、ものすごく巧妙に見たいものだけ見たいように見ています。

自分で似合うと思って送っていただく自撮りでも、

写真にしてみると「なんだか違う」ということは良くあります。

なぜか冷静に写真で見ないと分からない自分の選択肢を、ちゃんと見る。

脳みそで見ている世界と、人から見える世界のズレを直していく。

これは、写真の中だけではなく現実世界でも言えること。

打ち合わせ期間は、ぜひ着たい服をどんどん試着して欲しいのです。

やっぱり、可愛い服も美しい服も高価です。

でも、それと引き換えにするトキメキの威力の素晴らしさを体験すると分かることもある。

金額の高いお店から試着してくださいと言うことも。

そうすると、安さでなんとかしようと気にもならないので、時間の節約になります。

そして、オシャレ写真とビジネス写真もまた違うところなので、

写真のステキと、したい発信のズレもないようにしたいところ。

写真素材サイトも参考になると思います。

「ビジネス」「カウンセラー」など、

自分の欲しい写真に合うキーワードで探してみるとイメージしやすいかと思います。

日本はファッションを学ぶことはありませんが、

ファッションビジネスを学ぶ中でも、雑誌を切り抜くのは授業で学んだりするのです。

人生を作る服選びは、本当は勉強としても学ぶべきところなのかもしれません。

今からでも遅くないこと。

服選びは、自分の人生を作るためにも、しっかり取り組んでいきましょう